【中学受験】理科の参考書 暗記が苦手な子にオススメなのは?
暗記がそんなに得意でないウチのコ。理科や社会の暗記すべきことが多い単元では、常に苦労しています。
時間のない中で内容を理解、そして記憶をするのは本当に大変…。そう思い、ハハは日頃から視覚的に記憶に残りやすいような資料づくりでウチのコの学習をサポートしています。
とは言っても、全ての単元の資料を作れるはずもなく…
そこで、頼りにしているのがやはり市販の『参考書』。
塾のテキストや授業の内容をより理解し、記憶するために欠かせません!
今回は、我が家で特に活躍している理科の参考書をご紹介したいと思います。
参考書選びのポイント
ウチのコが、最近よく活用している参考書は
- くらべてわかる できる子図鑑 理科
- 自分でつくれる できる子ノート 理科
- マンガでわかる!10才までに覚えたい 科学のふしぎ
この3冊。学習状況に合わせて使い分けています。
これらの参考書、何をポイントにして選んだのかというと…
- 視覚的な分かりやすさ
- 子供が『お勉強』の堅苦しさを感じないデザイン・まとめ方
これは、ハハ自身の経験から、記憶するにはイメージが写真のように脳に残ることがとっても大事と考えているから。
特に、ウチのコのように暗記が苦手なタイプの子には効果的だと思うのです。
では、具体的にどういう資料かというと・・・
■視覚的な分かりやすさにつながるポイント
・文字の量が最低限
・イラストやアイコンなどを効果的に使っている
・性質や特徴の相違点を理解しやすいようにまとめ、レイアウトされている
■堅苦しさを感じないデザインのポイント
・ゴシック体のフォントが多め
・明るい色づかいのイラスト
・紙面に圧迫感がない(程よい余白がある)
このような点が、とっても大事だと考えています。
中学受験の参考書は、どれもみんな見やすいのでは?と思われるかもしれませんが、見比べてみると結構違いが…。
自分の力でしっかり読み取り、情報をまとめられる力のあるお子さんだと、そこまで丁寧親切な参考書は必要ないのかもしれません。(残念ながら、ウチのコには難しい…)
ここからは、実際に使っている参考書をご紹介!
実際に使っている理科の参考書3選
『できる子図鑑 理科』
書名:中学入試 くらべてわかる〈理科〉できる子図鑑
発行:旺文社
特徴
- とにかくイラストが多い!イラストの雰囲気も、程よくリアルな感じ。植物や虫など、写真よりも特徴が捉えやすいように描かれているので、イメージに残りやすい。
- 比較ポイントが並べてレイアウトされているなど、違いを把握しやすい。
- 要点を『くらべるポイント』として、かなりスッキリ短くまとめてくれている。文字の情報量が多めのページも、文字の大きさや色などで、分かりやすくなるよう工夫されている。
我が家での活用場面
- ウチのコは、テキストに目を通した後に、『できる子図鑑』を見ると単元のポイントをよく把握できている様子。
- 暗記しなくてはいけないことが多い単元のページを、ハハがコピーして壁に貼ることも。
- 暗記必須の言葉にはマスキングテープを上から貼って隠し、覚えているかチェック!。
特にお気に入りポイント
植物の実験に関して、「何を調べたいのか」「それを調べるために、どのような条件で実験をすればいいのか」を丁寧に説明してくれています。実験の条件を考えさせる問題はとても多いので、助かります。
我が家では、活用頻度No1!
『自分でつくれるできる子ノート 理科』
書名:中学入試 〈理科〉自分でつくれるできる子ノート
発行:旺文社
特徴
- 全ての文字が手書きフォントで、本当に授業や教科書の内容をノートにまとめた雰囲気。
- イラストも手描きで、理解しやすいように、自分で色を塗るよう指示されている箇所も。
- 重要な言葉は、〔 〕に自分で書き入れる。
- 手描きで堅苦しい雰囲気はない反面、2色刷りだったり手描きのラフな線のためか、ページによっては読みにくい。
我が家での活用場面
- 学んだ単元をきちんと理解できたかの確認したい時、〔 〕に自分で書き入れてみる。
- 他の参考書やテキストとは違う角度でまとめていたりするので、理解が不十分な部分をこのノートで確認することで、違う角度から眺めることができ、理解が深まることがある。
特にお気に入りポイント
紙面のところどころでゆるっとしたイラストの人物や擬人化されたもの達が登場。つぶやいているセリフが、要点だったり、記憶に残るのを助けてくれそうな一言だったり。たまにダジャレ的な一言も…。
お勉強感がなく楽しい雰囲気で勉強できます。
『マンガでわかる!10才までに覚えたい 科学のふしぎ』
書名:マンガでわかる!10才までに覚えたい 科学のふしぎ
発行:永岡書店
特徴
- 日々の中にある『ふしぎ』を見つけた子供と、その疑問に答えるキャラクターが登場するマンガ。
- 生命・地球・物質・生命という4つのカテゴリーの『ふしぎ』には、中学受験の単元になっているものも多い。(全ての単元に関して、載っている訳ではない)
- 一つの『ふしぎ』に関して4ページでまとめられているので、気軽に読める。マンガの後のコラムページには、深掘りした内容も載っている。(ただし、これだけで受験の内容を学習するのは難しい)
- ギャグが散りばめられていて、しっかりオチもあるので、子供の心を掴みやすい。
我が家での活用場面
- 新しく習う単元の予習の段階で、まず読んでみてから始めると、敷居が低く感じられる様子。学習してしばらく経ち、少し忘れかけている単元の内容をマンガで読ませると思い出しやすい。
特にお気に入りポイント
中学受験の勉強を必死にしていると忘れがちな、理科の学習の基本、『どうして?』『なぜ?』と考えることに立ち帰れると思うので、ウチのコのモチベーションが下がった時に読ませています。理科で学ぶ内容って、こんなに身の回りにあることなんだ!と感じられると思います。
まとめ
今回は、我が家で頼りにしている理科の参考書について取り上げました。
参考書選びの際に大事なのは、以下のような点。
・視覚的に分かりやすい
・子供がお勉強感なく楽しく学べる
理解が追いつかない時や、暗記したい時に活用するものなので、子供のモチベーションが下がらない、むしろモチベーションが上がる!そんな参考書を選んであげたいですよね。
ちなみに、参考書には載っていなくて、「こんなまとめがあったらいいのに…」と思う理科の内容を、ハハ自らまとめておさらい資料にしています。今後随時UPしていこうと思うので、よろしかったらご覧になってくださいね。
お読みいただきありがとうございました。
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理解以外の中学受験の復習に役立ちそうな資料もまとめています。良かったらのぞいてみて下さいね。
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