中学受験 歴史学習の効率が上がる!見やすく覚えやすい日本史年表
暗記が苦手なウチのコ。
歴史の学習が始まってからは、効率的に覚えられるように…と、資料巻末の年表などをコピーして壁に貼っていました。…が、そのうち
『フォントや図説、見た目に少し工夫を加えるだけでモチベーションも勉強の効率もUPするのでは?』と
オリジナル年表を作るように。
徐々に改良を重ね、最終的にコレがベスト!と思えるこんな年表で勉強してました
この年表を作る際に意識したのはこんなポイント
- 重要な人物名や出来事が目に入りやすい
- 歴史の流れがつかみやすい
- テストに出がちな図説や地図も年表中に
こんな感じの年表、案外無いんです…
今回は、歴史学習への意欲を持ちつつ、効率的に、確実に学ぶため、我が家が年表にどんな工夫を施したかを詳しくご紹介します。
歴史を学ぶ時に心がけるポイントとして、良かったら参考にしてみてくださいね。
この年表が気になった方は、【STORES】のショップからデータの購入もできるので、
良かったら覗いてみてください♫
オリジナル日本史年表の概要
まずは、この日本史年表についてざっくりとした情報。
- 内容:中学受験の歴史で扱う基本的内容
- 扱っている時代:旧石器時代 〜 昭和時代中期
- ページ数:全20ページ
・旧石器〜平安(5ページ)
・鎌倉〜安土桃山(4ページ)
・江戸時代(4ページ)
・明治時代(3ページ)
・大正〜昭和中期(4ページ)
基本的にA4用紙に印刷する想定でデザイン・作成しています。
タブレットやスマホで使用するためのPDFデータも作成しています。
プリント用データとはページ分割の仕方が異なっています。
年表の内容はプリント用と同じなので、参考にしてください♫
4つのこだわりポイント
① 覚えるべきワードがすぐ目に入る
この年表では、覚えておきたいワードに関して
「これは大事なところ!」と
直感的に分かりやすく、頭にインプットされやすいよう工夫しています。
- 重要なワード・年号は説明にあたる部分より目立つフォントや大きさに
- 人名を囲っている枠角丸四角、
出来事四角で区別
全て同じ大きさの字、フォントで書かれていると
全て読まなきゃ! 大変そう! やる気なくる…
暗記が苦手な子は、見にくいだけでモチベーションダウン⤵︎
最初に覚えるべきことが、自然と最初に目に入るように工夫しています。
② 歴史の流れをとらえられる
丸暗記になってしまうと辛くなってしまう歴史の学習…
授業や歴史漫画で追った歴史の流れを復習の時にも意識できるといいな、と常々思っていました。
そこで!
この歴史年表では、
ただ時系列で出来事を並べていくのではなく、
因果関係を矢印などを使って出来るだけ分かりやすく表記。
そのため、箇所によっては、内容的にまとめて書くことを重視し、時系列的には前後している場合も。
例えば、上の年表で確認したときに…
不平等条約改正の声が高まるきっかけとなった“ノルマントン号事件”と“領事裁判権の廃止”“関税の自主権の回復”は矢印でつなぎ、流れを視覚化。
“関税の自主権の回復”は時系列でいうと少し後の出来事ですが、まとめて覚えて欲しいので一緒に表記。
パラパラとワードを覚えるのではなく、歴史の流れをしっかり把握して記憶に定着させられるといいですよね。
③ 年表中に地図や図説も掲載
ウチのコが、テストの間違い直しの際に、テキストでよく見返していたものが地図。
『この出来事が起こった場所はどこ?』
というような問題は割と多いのに、学習の際は見逃しがち・忘れがちになってました。
なので、大事な場所に関しては意識して覚えらるように、年表中に地図も表記。
塾のテストで間違えたとしても、手軽に見返すことができ効率的になりました!
④ 情報の内容によりスペースを区分け
この年表は、基本的な出来事だけでなく、補足説明や文化のまとめなども入れています。
確認したいことがある時にテキストのページをパラパラめくって見返す必要がないのもメリット。
でも、情報が多いと見にくくなるかも…
そこで、内容によってスペースを下のように分けて表記しています。
(※箇所によっては、下の通りでは無いこともあります)
スペース | 内容 |
---|---|
・年表の上部 | 主な歴史的出来事 |
・中央のライン上 | 外国の動き・天災など |
・年表の下部 | 文化・社会の様子・補足説明など |
たくさんの情報はできるだけ整理してインプット。
『○○の出来事があった時には、外国で⬜︎⬜︎があって、社会では△△が流行って…』というように、その時代のイメージをつかんで記憶に定着させられるといいな、と思います。
年表のいろいろな活用の仕方
好きなだけプリントし あらゆる所で活用
A4用紙にプリントする想定で作り、20ページに基本的事項をギュッとまとめた
旧石器時代〜昭和時代中期までのこの年表。
、昭和中期の“戦後日本の国際社会への復帰”あたりまで。
市販の年表と違い何枚もプリントして使えるので、
学習中の時代だけプリントしてあちこち壁に貼ったり、外出用にプリントしたり、
クリップボードにまとめていつでも使えるよう机に置いたり…
色々な場面で使用していました。
我が家では、20ページ全てつなげて一枚の年表にしたものも作りました!
20枚つなげると、『歴史って絶え間なくずっと続いてるものなんだ…』と親子で実感することができ、ちょっと感動。(おそらく大人の方がより実感できる)
ただ、実際に使用するには20枚全てつなげるより、少し短めに分けた方が使い勝手はいいかも…
と気づき、最終的には下のように5つのパートに分け、3〜4枚ずつ繋げて使用していました。
- ① 旧石器〜平安
-
(A4用紙)5枚
- ② 鎌倉〜安土桃山
-
(A4用紙)4枚
- ③ 江戸時代
-
(A4用紙)4枚
- ④ 明治時代
-
(A4用紙)3枚
- ⑤ 大正〜昭和中期
-
(A4用紙)4枚
つなげて壁に貼る
つなげずにクリップボードでまとめる
こんな感じで、机に常にスタンバイしておくと
『あれって何年に起こった?』
『あの人の名前なんだっけ?』
なんて時に、サッと確認できて効率的でした!
個人的にはかなりオススメです☆
空欄バージョンと赤文字バージョンで暗記
通常バージョンが完成した後、せっかくなら…と復習用に空欄ver.と赤文字ver.も作成し使っていました。
空欄ver.
ちゃんと書けるか?漢字のミスはないか?を試すのに便利。
※書くスペースとしては小さい箇所もあるので、そんな時は空きスペースに記入。
赤文字ver.
暗記シートで重要ワードを隠せるようになっているので、ちょっとした時間に気軽にクイズ感覚で記憶チェックができます。
空欄ver.
ちゃんと覚えてる?漢字ミスはない?かを試すのに便利。
※書くスペースとしては小さい箇所もあるので、そんな時は空きスペースに記入。
赤文字ver.
暗記シートで重要ワードを隠せるようになっているので、ちょっとした時間に気軽にクイズ感覚で記憶チェックができます。
『オリジナル日本史年表』が気になったら…
暗記が苦手なウチのコに…
と作り始めた日本史年表。
テキストを読む・問題集に取り組むことにプラスして『オリジナル日本史年表』も使うことで、暗記が苦手なウチのコでも歴史嫌いになることなく、効率的に学ぶことができたと思います。
この『オリジナル日本史年表』を我が家だけでなく、同じように歴史の学習を頑張っているご家庭でも使っていただけるよう、【STORES】のショップから入手できるようにしました。
私自身、学生時代に学んだことで忘れていることも多々ありましたが、年表作成のために改めて歴史を学ぶことで、この教科の楽しさや大切さを改めて感じました。
サッと確認できる年表を手元に置いて、家庭の中で大人も子供も一緒に学ぶ…、そんな使い方をしていただけると嬉しいです。
PDFデータはこちらのショップからどうぞ
タブレット上で使いたい!というご家庭用に、タブレット版データもご用意しています♫
5年生から受験塾『オリジナル日本史年表』の詳細
5年生から受験塾『オリジナル日本史年表』は、デジタル商品(形式:PDF)です。
下の2タイプがあります。
- ・A4プリント用
-
プリント用にページが分割されているタイプ
(印刷可能・変更不可) - ・タブレット用
-
タブレット閲覧用にページ分割されていないタイプ
(印刷不可・変更不可)
ご購入を検討中の方は、詳しい情報を、
【STORES】『5年生から受験塾 やさしい資料集』のHOMEからお読みください。
▪️ご購入前にお読みください
▪️A4プリント用に関して
▪️【お試し】A4プリント用PDF
▪️【お試し】タブレット用PDF
- ご購入前にお読みください
- A4プリント用に関して
- お試し】A4プリント用PDF
- 【お試し】タブレット用PDF
まとめ
今回は、暗記が苦手なウチのコがどのように歴史を学べばいいかを考え大切にしたこと、そしてその末に出来上がったオリジナル年表をご紹介しました。
とにかく我が家で大切にしたのは…
・モチベーションを下げない学び方をすること
・そのために見やすく分かりやすい年表で学ぶこと
試行錯誤して作った日本史年表、良かったら使ってみてください。
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