理科〈中学受験〉地質時代の生物と植物 まとめ年表で覚える
理科【地球の歴史】の単元で出てくる
“地質時代”。
46億年前に地球が誕生して以降、どんな生物や植物が誕生し現在へと繋がっていったのか…
地球の始まりのほんの一部を学ぶだけだけど、実はとっても壮大な話!
ウチのコにもその辺りを感じながら勉強して欲しくて、
地質時代の長さを意識できるよう作った年表とともに一緒に学びました。
地球史の長さを1年に置き換えた『地球カレンダー』も作ったので、
地球史と人類史の長さの違いをぜひ親子で確認してみてください!
地質時代の年表データを用意したので、
見ながらポイントをおさらいできます♫
- 地質時代の4区分
- 各時期に誕生した生物・植物
- 地質時代と人類史の長さの比較
\ 5年生の歴史予習に!6年生の復習に /
暗記の苦手な子が、効率的に歴史を学習するにはどうしたらいい?そう考え試行錯誤し完成した日本史年表。重要事項をギュッと詰め込んでいます。
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地質時代の4区分
地質時代とは…地層やそこに残った化石をもとにして分けられた時代のこと。
地質時代は、生物の進化・絶滅をもとにして大きく下の4つに分けられています。
- 先カンブリア時代
-
46億年前から
- 古生代
-
5.4億年前から
- 中生代
-
2.5億年前から
- 新生代
-
6600万年前から
年代はおおよそで示しています。また、新たな発見や研究により変更の可能性があります。
時代の長さを、見た目で比較するとこんな感じに
先カンブリア時代がいかに長いのかよく分かる!
それぞれの時代の特徴
先カンブリア時代
地球史の大部分を占めている先カンブリア時代。
ながーい歳月の間にどんなことが起こったのか…
- 46億年前
-
地球の誕生
- 35億年前
-
生物の誕生
- :
-
らん藻類の出現
光合成により酸素が作られる - 先カンブリア時代後期
-
多細胞生物の誕生
想像もつかないくらい長ーい時間をかけて、
生物が進化していったことがよく分かる…
ちなみに。
“光合成”と聞いて「植物?」と思い込んでましたが、らん藻類は植物には分類されないんですね。
勉強になります…
古生代
たくさんの酸素が作られオゾン層が形成され、生物が生きられる環境が広がっていきます。
- 5.4億年前
-
多くの動物の祖先が誕生
- :
-
酸素が急増
オゾン層が作られる - 4億年前
-
生物が陸上へ
- :
-
シダ植物の森林が形成
『ウミユリ』は“ユリ”と名がついているけど
ヒトデやウニの仲間!
中生代
中生代の中のより細かい区分に、聞き覚えのある『ジュラ期』『白亜紀』などがあり、
子供でも恐竜のイメージが湧きやすく覚えやすい!
古生代の後半に登場した裸子植物はこの時代に栄えます。
- 2.5億年前
-
海:アンモナイト
- :
-
陸:キョウリュウ
シソ鳥
ホニュウ類の誕生 -
裸子植物の繁栄
ついでに、キョウリュウがハチュウ類であることも確認!
新生代
キョウリュウ絶滅後は、ホニュウ類の時代が到来。
中生代後半に現れた被子植物は、新生代には多様化・繁栄します。
- 6600万年前
-
ホニュウ類が栄える
- :
-
被子植物の繁栄
- 700万年前
-
人類の祖先が誕生
- :
-
マンモスの生息
- 16万年前
-
新人(ホモ・サピエンス)が登場
私たちホモ・サピエンスの登場がつい最近な感じ…
地球カレンダーにしてみると
地球の誕生を1月1日0時として、歴史の長さを1年に当てはめて表す『地球カレンダー』。
ざっくりと確認すると…
11月中旬 ⇨⇨⇨ 先カンブリア時代から古生代へ
12月中旬 ⇨⇨⇨ 恐竜の時代
12月下旬 ⇨⇨⇨ 新生代へ
では!
人類の祖先の誕生は?というと
…12月31日 11時頃
紀元元年は?
…12月31日 23時59分46秒頃
紀元後のおよそ2000年は、わずか14秒ということに!
短い時間で文明を築いた人類はすごいけど…
長い時間をかけて作られた地球環境をわずかな時間で人類が壊してると思うと、
改めて貴重な自然環境を大切にしないと!と考えさせられます。
まとめ
今回は、理科の地球に関する単元で出てくる
『地質時代』に関してまとめました。
なかなか把握しきれない何十億という時間の長さに少しでも意識を持ちながら学べると、
ただの暗記にならずに一生物の知識にできるのではないかな?と思いました。
分かりやすく覚えやすいように年表をまとめたので、良かったらプリントデータをご活用ください♫
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