5年生からの塾選び
通塾を新5年生からにしたウチのコ。4年生の2月からは、いざ塾に!ということで、我が家では4年生の10月くらいから塾選びを開始。といっても、塾の数はあまた…さて、どう選ぶ??
選び終わって、気づいた事は??
我が家の塾決定までのプロセスはこんな感じでした。
まずは情報収集
ネットを使って
うちの子はのんびりな性格なので少しでも競争心を持ってほしいのと、費用の面からも、最初から集団塾を考えていました。そこで、最寄駅・隣駅にある集団塾のホームページと、塾の口コミサイトも活用。
口コミサイトは、校舎まで絞って検索できるので、ホームページより、実際の雰囲気などもイメージしやすい!
我が家は親が中学受験未経験。フォローがしっかりしていて情報もたくさんあるであろう大手塾に絞って考えることに
気になった塾には資料請求
ネットで気になる塾を絞れたら、すぐにホームページから資料請求。
希望の校舎の時間割なども送ってくれるし、手元に資料があった方が断然比較検討しやすかったです。
ちなみに、どちらの塾でもとっても素早い対応。
・翌日には資料を発送
・メールで資料データが届く
・申し込んですぐに電話をくださる…
など、どの場合にもその対応スピードにはびっくり。(メールの場合は自動返信だと思いますが)
電話では「体験授業など希望されますか」など聞かれましたが、その後しつこく勧誘されるようなことは全然なかったです。
情報を集めるうちに、重視したいポイントがどんどん絞れていきました!
各塾の比較
情報を見ながら、我が家が最終的に重視したポイントは次のような点。
- 塾までの通いやすさ
- 塾の時間割
- 子供の学力・性格にあっているか
- 子供の友人関係
ちなみに、私が調べた候補の塾では費用の面はそこまで大差がなかったので、我が家の場合は比較ポイントにはなりませんでした…
塾までの通いやすさ
なんといっても、通えなければ意味がない!
我が家の最寄駅周辺にも受験塾はありますが、大手塾となると隣の駅まで行くことになります。
・時間的に通える範囲なのか
・安全な交通手段で行けるのか
・雨の日の移動はどうするか
この辺りをウチのコともよく話し、隣駅までなら通うことは可能、と判断しました。
最近ではオンライン授業を行なっている塾も増えたので
時間をかけて無理に通うよりはオンラインを選択するのもありなのかも!
塾の時間割
時間割は塾の校舎によって違うので、ホームページではなく送っていただいた資料で確認。
我が家が調べた塾では、通常時は週3回の通塾というのは共通していました。
違いのある点で、気になったのは…
・平日3日なのか、平日2日+土曜1日なのか
・平日の授業の終了時間
平日に3日って、学校もあるのに大丈夫?
当然平日なら学校の宿題もあるし、高学年は6時間の日も増えます。
そう考えると、平日3日はウチのコにはかなり厳しいのでは?心配性のハハの精神的にもキツそう…
そして、授業の終了時間に関しても、帰宅時の安全面や我が家の生活スタイルを考慮すると、「早めに授業開始、早めに終了」の時間割の方が好ましいな、と思いながらチェックしていました。
子供の学力・性格にあっているか
「学力」というよりは、どのくらいの難易度の中学校を志望するか、という事でしょうか…
ウチでは塾に入る前から、「超難関校を目指す事はないな…」と親子共々思っていたので、超難関校を目指す人が多く通う塾は最初から選択肢から外しました。(ちょっと悲しい…)
「性格」にあっているか、という点では
・予習が必要な授業の進め方なのか
・宿題の量
・タブレットを使った学習フォローの有無
などをチェック。当初、ウチのコの性格的には、予習が必要なタイプの塾は大変かな、と考えていました。
ところが!この点においては、希望通りにはいかず結果的に予習タイプの塾に入ることに…
考慮するポイントがたくさんあるので、全ての点において希望通り…とはなりませんでした
子供の友人関係
この点は、はっきり言って盲点…
3年生から塾に行っている子がほとんどなので、「誰々がどこの塾に行ってる」という情報が耳に入っています。
また、4年生の終わりとなると1年前より友人関係やお友達に対する感情が複雑に…
私が色々と検討して、いくつか候補の塾を伝えると
「○○さんがいる塾はちょっと…」
「仲良しの△△ちゃんと一緒だと、成績が悪かったら恥ずかしい…」
等々、言い出しました。
「オイオイ…勉強しに行くんだよ⁉︎勉強が出来るようになるかどうかで決めよっ⁇」と言いたくなりましたが、自分が子供の頃でもそういう事って絶対気になってたよね、と思ったり。
結果的に、友人関係絡みで候補となる塾が少なくなりました…
入塾テスト
ネット、資料、子供の意見から、最終的に3つの塾に絞り、11月の終わりから12月にかけて入塾テストを予約。
1回では受からないかも…という事を考えれば、もっと早く受け始めたかったけど、子供が体調を崩したこともあって予定より遅くなり、ハハは内心…
「どの塾にも受からなかったらどうしよう?」
「何回かトライするにしても、2月の新年度開始に間に合う⁇」とかなり不安でしたが…
なんと!
一番最初に受けた塾から、翌日には合格の連絡が!割と難しいと聞いていたので、正直意外!
これまで頑張っていた「公文」や「Z会」のおかげ?
ハハとしては嬉しく、また、ウチのコもちょっと得意げ。
「この勢いで他の候補の塾も受けちゃおう!」と思っていましたが…
体験授業
最初に受けた塾に合格した数日後、ウチのコが
「最初に受けた塾の体験に行って嫌だったら、他の塾も受ける」と言い出しました…
体験に行って嫌だった場合、それから他の塾を受けるとなるとスケジュール的に余裕がなくなるので
「先に他の塾も受けとこう?」
とどんなに言っても頑固に首を振り…
結局、親が根負けし
まずは最初に受けた塾の体験授業へ3日間行くことに…
そして、当日。親としてもドキドキしながら送り出しましたが、初日に帰ってきたウチのコの様子はというと、
完全に自信喪失…な表情。
初めての環境の上、この塾は予習型の塾。授業についていけないと、落ち込んだ様子でした。
焦ったハハは、次の授業で学習する内容を前日にできる限り学習させ、2回目の体験授業へ。
すると、帰宅後にでた言葉が…
「ここの塾に決めた!」
ポケモン??イヤイヤ待って待って!決めるの早すぎだから!!戸惑うハハを尻目に、
「授業内容も前回と違って理解できた!」
「先生が楽しい!」
「クラスの子が話しかけてくれた!」
「だからもう他の塾受けなくて大丈夫!」
と宣言。
一応「他の候補の塾のテスト・体験授業を受けてから比較して決めて欲しい」という親の慎重な意見は一切聞き入れてはくれませんでした。
1年前のウチのコだったら…
もう少し親の意見に耳をかたむけてくれたかも⁉︎
塾の説明会・問い合わせ
保護者向けの塾の説明会には、ウチのコが入塾テストを受けている時に出席していたので、ある程度の事は把握済み。
しかし、子供が体験授業後、入塾を勝手に決意したので、親も改めて気になる点を直接問い合わせるなどして、本当にこの塾に決めるかを検討。
問い合わせをして良かったのは、疑問に答えていただけるだけでなく、対応の丁寧さなども分かる点。
入塾後の事を考えると、こういったポイントもよく考慮する必要があると思いました。
保護者が体験授業を見学する事も可能でした。
ウチのコに嫌がられたので、私は出来ませんでしたが…
入塾決定!
親としては、「他の候補の塾と比較検討した上で決定したかった…」
という思いは多少ありつつ、最終的には親も納得して入塾申し込み、となりました
今回、新5年生からの塾を選ぶにあたり、気づいたポイントは…
・全ての検討ポイントが希望通り!の塾を選ぶのは難しい。→どの点を最優先するか選択。
・子供の交友関係も考慮しなくてはならない
・4年生終わり頃の子供(ウチのコだけ⁉︎)の自己主張はなかなか激しいので、親の思惑通りにはいかない
ハハの計画通りには進みませんでしたが、その都度
よく考え、調べ、ウチの子と話し合いをした結果なので、選んだ塾に後悔はありません。
自己主張が激しくなってくる子供と一緒に塾を選ぶのは大変ですが、
「まだ判断力が十分でない子供の意見を適度に聞き入れつつ、親子共々納得の行く結論を出す」
これは、今後の受験生生活を精一杯頑張るためにも、とても大切な事だったと思います。
コメント